令和の日本列島改造論

令和の日本列島改造論 その20

自転車は歩道走行を原則とすべし 日本の法律では自転車も車両の一種で走行するときは車道の左端を走らなければならない。 これに違反すると「3か月以下の懲役または5万円以下の罰金」に処すと道路交通法で決められています。 ところが現実には歩道と車道の…

令和の日本列島改造論 その19

動物の輸入制限を強化せよ 日本では今まで国内にいなかった生物が定着・繁殖し、様々な問題を引き起こしています。 例えばブラックバスやブルーギルの繁殖で在来魚類の減少、アライグマやハクビシンによる農業食害などが有名ですが、その他にも様々な問題が…

令和の日本列島改造論 その18

教育制度の改革により日本の国力向上を! 明治以来、欧米との教育制度格差を自覚した日本は欧米に追い付くため学校を整備し義務教育制度を作り、国民のレベル向上に取り組んできた。 戦後はGHQ主導の6・3・3制教育制度で6・3は義務教育であったため国民のレ…

令和の日本列島改造論 その17

日本の人口対策 日本の昨年の出生者数は80万人を割り込み、第一次ベビーブームの出生者数269万人と比べれば1/3以下となっている。 少子化が進行する社会構造となってしまった日本の現状に政府も危機感を持ち様々な少子化対策と銘打った策を打ち出しては…

令和の日本列島改造論 その16

発送電の完全分離を! 2020年に始まった日本の発送電分離は今のところ名ばかりで、送配電会社は大手電力会社の子会社という形になっているため、すべての発電会社に対して公平性が担保されているとは言い難い。 また、別会社となったための固定費増加に…

令和の日本列島改造論 その15

国産エネルギーを開発せよ 世界的に進みつつある脱炭素の流れで石炭・石油・天然ガスといった資源に対する投資が縮小し、一時的な不足状況が発生しているため高騰しており、日本経済にも悪影響が出ています。 日本はこの状況を乗り越え、国として発展してい…

令和の日本列島改造論 その14

自助・共助・公助 菅前総理が総理の時に「日本をどんな国にしたいか」と聞かれて、「自助・共助・公助の国づくり」と答えたことを記憶されている方も多いと思う。 菅前総理がどんな思いをこめて発言したかはよくわからないが、日本の指針としてこの言葉を使…

令和の日本列島改造論 その13

働く幸せの創造 働きたい人すべてが働ける世の中を!! 世の中には働くのが嫌で、何とかして働かないで飯が食べられないかと考えている人もいる様だが、大多数の人は働くことによって社会に貢献しながら自らの糧を得、多くの人とつながり、仕事を通じて達成…

令和の日本列島改造論 その12

景気コントロールに給付金を活用せよ 従来、景気のコントロールには主として日本銀行が政策金利の上げ下げで対応していた。 ところが、日本ではバブル崩壊以来好景気が到来せず、金利は下がるところまで下がったままのゼロ金利政策が継続している。 このため…

令和の日本列島改造論 その11

今回は昨年4月8日に本ブログに公開した記事「開発人生記 その7・六脚走行機械にかける夢」の続きとしてのイメージで記述しました。 当該ブログと合わせてお読みいただくと理解しやすいと思います。 六脚走行機械にかける夢(2)―― 日本を変える六脚走行体…

令和の日本列島改造論 その10

森林利用計画を国家として取り組め! 「開発人生記 その7」で日本の林業の大幅なコストダウンと広範な日本国土の有効利用を目指して「六脚走行機械」を開発していると記載しましたが、この機械が完成すれば今は搬出コストが高価すぎて利用できない山奥の木々…

令和の日本列島改造論 その9  

日本の農林業を変える 明治以降の日本は、欧米各国との多大な国力差に気付かされたため、これを克服するべく国をあげて取り組んだ結果、先進諸国に追いつきその仲間入りを果たした。 この際に官の果たした役割は大きく、日本の官僚制度は有効に機能し、諸外…

令和の日本列島改造論 その8

公務員の劣化改革を! (国家公務員採用の公平化――――省庁採用の廃止) 「令和の日本列島改造論 その7」で「政治は未来を素晴らしくするために、変化に抵抗する老害を排除し官僚の劣化を改革していって欲しいと考える。」と書きましたので、官僚劣化改革の提…

令和の日本列島改造論 その7

次のパンデミックに日本国としてそなえよ! (②次回パンデミックまでに準備すべきこと) 前回「令和の日本列島改造論 その6」では、厚労省の改革点を公開しましたが、現在の厚労省の指示を出す立場のトップでは多分実行不可能で、橋本徹元大阪府知事や吉村洋…

令和の日本列島改造論 その6

次のパンデミックに日本国としてそなえよ! (① 厚労省の改革点) 世界中に広がったコロナウイルスも、対策をきちんととれる国ではようやく収束の気配が見えてきました。 一方、きちんと対策をとる力のない発展途上国での蔓延はまだまだ続いているようですが…

令和の日本列島改造論 その5

事業損失補填積立金制度の創設を 今回の提案は10年ほど前の民主党政権時代に、民主党関係者に話をしていた内容です。 民主党はご存じのように、国民に改革を期待されながら「有能で徳のある」リーダーに恵まれず、期待外れのまま消滅したことは記憶に新しい…

令和の日本列島改造論 その4

持続可能な医療制度を作れ 日本は国民皆保険が定着し、世界の中でも医療体制は充実している方であるが、高齢化や高度医療の進歩などで支出は増え続け、働く世代の健康保険料率は今後も上昇し続けることとなろう。 現在の体制で医療制度が持続できるのか、私…

令和の日本列島改造論 その3

国土全体の生産性を考える 日本はいよいよ人口減少時代に突入し、昨年の出生数は90万人を大きく割り込んだといわれています。 それに加えて人口の大都市集中で田舎は過疎化し、休耕田や耕作放棄地が激増、山林は荒れ放題、土地境界も不明となっているばか…

令和の日本列島改造論 その2

令和の日本列島改造論 その2 シリーズ冒頭「その1」では交通インフラの整備による日本列島改造を提案いたしました。 今回は新しい農林業用機械・災害対策用機械の開発と利用による日本列島改造を提案したいと思う。 ■林業用建機を開発・災害対策機械と兼用…

令和の日本列島改造論 その1

令和の日本列島改造論 その1 田中角栄は日本列島改造論を唱え、当時の日本全体の工業再配置と交通インフラ整備により、雇用創出・地方の活性化・国土の均衡ある発展を図ろうとしました。 バブルの引き金になったとの批判もありますが、日本の成長に寄与した…