形から始めよう

   今日は、私のブログのメインテーマである幸福になる方法について書いてみます。ここに書いてある、例えば子育てのことについても、私は50歳をすぎてようやくこんなことに気が付きました。 自分が子育て中に気が付いていたら、もっと子供たちと心が近くなっていた気がします。 若い方は特にここに書かれたことを実践してみてください。 あなたの周りに幸福の輪ができると思います。                              

 

            形から始めよう 心はあとからついてくる

 あなたは、他人から評価されていますか? 他人に好かれていますか?
 違うと思う人は、自分の考え方、行動を見直してみる必要が有ると思います。他人から評価されないのは、他人に責任が有るのでは有りません。責任は総てあなたにあります。
 
 人間関係は、先ず形から始まります。友達も恋人も、自分に好意的な形を何回も示してくれたことが、相手に対する好意に変わって行ったものです。朝会っても、ろくに挨拶もしない人と、大きな声で「おはようございます」と声をかけてくる人と、どちらにあなたは好意を持ちますか?

 結婚生活でも、恋愛結婚の方が見合い結婚よりも破綻が多いと聞きます。恋愛結婚では結婚当初から「相手は私が好きなんだから、これくらいは言わなくてもしてくれて当然」という意識が有るが、見合い結婚では相手の思いがよく分からない為に、出来るだけ行動で思いやりや気遣いを表現します。この、形での積み重ねが、永く続く愛情へと育っていきます。

 ビジネスで評価されるには、先ず約束事をきちんと実行するという形で相手に示すことが、最も重要です。この積み重ねが信頼を醸成し、永い付き合いとなっていくのです。
 あなたには、「あいつは俺が嫌いなのかな」と思っている人はいませんか。そんな人には先ず、自分から朝の挨拶を大きな声できちんとしてみしょう。きっと相手はあなたに好感を持つに違い有りません。ひょっとするとあなたは親友を一人増やせるかも知れません。

 これから子供を持つお母さん、子育ての不安を抱えてはいませんか。心配はいりません。子供に対して、親は愛情を持っていることを、形で伝えるだけで、まっすぐな心に育てることが出来ます。小さいときには抱きしめるという、スキンシップで伝えましょう。
 言葉が判りだしたら、「おまえを愛しているよ」「どんなことがあってもおまえを守ってあげるよ」と言葉で折に触れて伝えましょう。
 これさえ出来ていれば、子供は親と深い信頼関係で結ばれ、貧乏であるとか、悪いことをした時に体罰を受けたとかいう理由くらいで心が離れることは有りません。
 形からはじめましょう。形がしっかりしていれば心はあとからついてきます。「判ってくれない」などと、形で伝えずに不満を言うのはやめましょう。人は目に見える形で伝えてもらわなければ、相手の思いを理解することは出来ません。朝の気持ちがいい挨拶、礼儀正しい言葉遣いや立ち振るまい、ちょっとした気遣いの行動など形で相手に好意を伝えることが出来る人は、幸福な人間関係の中で生きることが出来ます。

 あなたも形で相手に心を伝えませんか。幸福な人生が始まります。