開発人生記 その18

地下室のお話 欧米では住宅に地下室が併設されているのは一般的なことであるといわれているが、日本では地下室付き住宅というのは稀にしか見られない。 理由はいろいろ言われているが、最大は「コスト」と「湿気」であろう。 日本の住宅の多くが創られる平地…

被災地応援アイデア

企業版ふるさと納税のすすめ 今回の能登半島地震は能登に壊滅的な被害を与えた。 それでなくても人口減少に悩んでいた自治体は今回の地震で多くの住民が流出し、復興とともに一部の住民が帰還しても人口半減は避けられない状況となっている。 その復興にして…

家庭菜園奮闘記 その68

今冬の菜園 今年の冬は気温があまり下がらず、雪も少なく暖冬で過ごしやすかったですね。 一晩で20cm程度の積雪が2回ありました。 東京なら大雪だと騒ぐでしょうが富山では生活に影響することは殆ど無いレベルでしょう。 暖冬だったおかげで菜園に通うこと…

開発人生記 その17

新しい機械を開発したい人に向けて 世の中には「こんな機械を作ったら面白い」と思っている人は沢山いると思う。 しかしそれを実際に作ってみる人はほんの一握りであろう。 ましてや、それを世に出してビジネスとして成功するのは非常に稀なことである。 し…

今年の初め

2024年の幕開け 今年は年初から大変な年になりましたね。 「あけましておめでとうございます」を言う間もなく大災害、大事故が発生し、大変な1年となる予感さえ致します。 私は年末30日から東京から来た長男一家と合流して、沖縄に滞在していました。 …

家庭菜園奮闘記 その67

いちじくの栽培 以前の菜園ブログでイチジクの栽培状況を書いたことがありますが、今回は素人がイチジク栽培をするときの手法を書いてみたいと思います。 私が子供の頃、近所にイチジクの木が有りましたが、もらって食べてもあまり美味しいと感じませんでし…

令和の日本列島改造論 その20

自転車は歩道走行を原則とすべし 日本の法律では自転車も車両の一種で走行するときは車道の左端を走らなければならない。 これに違反すると「3か月以下の懲役または5万円以下の罰金」に処すと道路交通法で決められています。 ところが現実には歩道と車道の…

令和の日本列島改造論 その19

動物の輸入制限を強化せよ 日本では今まで国内にいなかった生物が定着・繁殖し、様々な問題を引き起こしています。 例えばブラックバスやブルーギルの繁殖で在来魚類の減少、アライグマやハクビシンによる農業食害などが有名ですが、その他にも様々な問題が…

家庭菜園奮闘記 その66

秋も深まってきましたね 死ぬような暑さの長い夏がいつ終わってくれるのかと思っていたら、10月に入って瞬時に秋が深まってきましたね。 北海道ではもう雪だよりですよ。 自宅の庭もすっかり秋景色です。 実りの秋の庭の様子を紹介します。 金木犀が香りを振…

家庭菜園奮闘記 その65

やっと秋になりましたね 今年の夏は本当に異常でしたね。 毎日猛暑日が続き、7月中旬から雨がほとんど降らなかったため、ホウレンソウや春菊といった葉物野菜は全滅してしまいました。 毎日夕方に30m程離れた貯水池から小型ポンプで送水して畑に散水してい…

人間いろいろ

一億総活躍社会--------------活躍する人の増やし方 私は、当ブログ開始時の「ブログ初挑戦」に記載したようにいくつかの会社を創業しましたが、創業当初の人材採用・労務管理をしている際に、「人間はいろいろだな」と思うようになりました。 呉西工業とい…

からだの体験記 その3

歯の健康話―――――インプラント治療のお話 皆さんは食事の時よく噛んで食べていますか。 よく噛んで食べることは健康の基本で子供の頃「1階口に入れたら30回は噛んで食べなさい」と母親にしつこく言われ続けたので私は本当によく噛んで食べます。 だから食事は…

令和の日本列島改造論 その18

教育制度の改革により日本の国力向上を! 明治以来、欧米との教育制度格差を自覚した日本は欧米に追い付くため学校を整備し義務教育制度を作り、国民のレベル向上に取り組んできた。 戦後はGHQ主導の6・3・3制教育制度で6・3は義務教育であったため国民のレ…

家庭菜園奮闘記 その64

トマトが豊作です 今年は梅雨が短く7月中旬から酷暑が続いているため、トマトが美味しく出来る上、大豊作で毎日大量に収穫できます。 トマトは乾燥が好きな植物で、しかも雨が多いと実が腐るので雨除けをかけないとまともなトマトが収穫できないような年も…

家庭菜園奮闘記 その63

ききょうの花盛りです 今はききょうの花盛りです。 家には数鉢の鉢植えの他、地植えもしています。 ききょうは宿根草なので、プレゼントでもらった花鉢を株分けして植え付けていたら、だんだん増えてきました。 もともとは日本の野山に沢山自生していて秋の…

家庭菜園奮闘記 その62

家庭菜園での効率的な栽培方法・・・・・ラッキョウ栽培 今頃がラッキョウの収穫時期です。 今年はラッキョウが品質良く収穫できました。 家庭菜園ではあまり栽培しないかと思いますが、血液サラサラ成分もあり健康に役立つ作りやすい作物ですので今回は家庭…

令和の日本列島改造論 その17

日本の人口対策 日本の昨年の出生者数は80万人を割り込み、第一次ベビーブームの出生者数269万人と比べれば1/3以下となっている。 少子化が進行する社会構造となってしまった日本の現状に政府も危機感を持ち様々な少子化対策と銘打った策を打ち出しては…

開発人生記 その16

土嚢袋スタンドの開発 今までの開発人生記では比較的大きい建設機械的なものの開発を紹介いたしましたが、今回は機械に詳しくなくても開発できるアイデア商品的なものの開発経緯と商品を披露いたします。 この開発は1990年代の日本中で下水道工事が行われて…

家庭菜園奮闘記 その61

今回は、個別の野菜栽培で私が工夫していることを紹介したいと思います。 農家ではなく自家使用の家庭菜園ならではの工夫をご覧ください。 第1弾としてホウレンソウの栽培を紹介いたします。 家庭菜園での効率的な栽培方法・・・・・・ホウレンソウ 家庭菜園…

企業経営のお話 その5

今回は今話題の賃上げについて中小企業経営三十数年の経験を基に「賃上げと企業業績」と題して私見を述べてみたいと思います。 賃上げと企業業績 日本国政治家の劣化により日本の経済的活力は停滞し、失われた10年といわれていた経済停滞期間はとうとう失…

家庭菜園奮闘記 その60

アスパラが最盛期です 今年は早く春が来たのでアスパラも早くから芽を出し、毎日太くて甘いアスパラをどんどん収穫しています。 芽を出したアスパラ 畑でつくる野菜は新鮮でどれもおいしいのですが、買ってきた野菜との味比較で差がある筆頭は枝豆とアスパラ…

家庭菜園奮闘記 その59

春の庭先 前回は春の畑を紹介しましたので、今回は家の庭先の紹介です。 早く訪れた春はどんどん深まって行き、今春爛漫です。 もう桜の主力「ソメイヨシノ」は満開を過ぎ、一部は葉桜となってきましたが当家の庭では八重桜が只今満開です。 この桜は氷見市…

家庭菜園奮闘記 その58

春が早く来ましたね 今年の春は超特急でやってきましたね。 まだ3月ですから、寒い年はまだ雪が降ったりしている頃ですが、もう桜も満開近いですよ! 菜園の回りももう完全に春です。 花桃はもう満開を過ぎました。 菜園もいつもより早く動き出しています。…

法曹ムラの不合理 その2

不動産賃貸借契約トラブルのお話 今回は土地の賃貸借をめぐるトラブルで、大手企業による横暴を裁判所が断罪しない許しがたい案件です。 日本の裁判官は世の中に正義や公正というものを確立しなければならないという意識が全く無いようで、意識改革教育を施…

令和の日本列島改造論 その16

発送電の完全分離を! 2020年に始まった日本の発送電分離は今のところ名ばかりで、送配電会社は大手電力会社の子会社という形になっているため、すべての発電会社に対して公平性が担保されているとは言い難い。 また、別会社となったための固定費増加に…

開発人生記 その15

六脚機械開発の現状 「開発人生記 その7」では日本の林業やエネルギー事情の大改革を目指して「六脚歩行機械」の開発に着手したことを紹介いたしましたが、その後の進捗と現在状況をお知らせしたいと思います。 以前にも記載したように、日本の林業に革命を…

法曹ムラの不合理 その1

法曹ムラの不合理 その1――――経済的全損 一般民衆と裁判所の考え方の乖離は以前から指摘され、改善のための大きな制度変更としては「裁判員制度」なども出来たが、そもそも法曹界しか知らない裁判官が大半の日本では、裁判所の常識と民衆の常識はかなり乖離し…

権利と義務

権利と義務 北海道江差町の障がい者グループホームで入所者が夫婦で入所する条件として不妊処置を求めていることが問題となっている。 私は一連の報道を見ていて、大きな違和感を抱いている。 それは識者といわれる人のコメントや報道論調が入所者の権利云々…

家庭菜園奮闘記 その57

冬の菜園 今年は冬将軍の到来が早かったですね。 これからの雪はどうなるのでしょうか。 冬は農園作業がほぼ停止する時期ですが、野菜は冬の間も頑張っています。 雪の降る直前の菜園状況を公開します。 秋に収穫が終わった畝は有機肥料と石灰などを施してよ…

開発人生記 その14

地下水の困りごと解決策の提案 「開発人生記 その2」で「ウエルポイント工法」に挑戦し、その道のプロになっていったお話を載せましたが、その結果地下水に関する知見が増え、いろいろな地下水トラブルの相談が舞い込むようになりました。 今回はその中でも…