家庭菜園奮闘記 その62

                  家庭菜園での効率的な栽培方法・・・・・ラッキョウ栽培

 

 今頃がラッキョウの収穫時期です。 今年はラッキョウが品質良く収穫できました。 家庭菜園ではあまり栽培しないかと思いますが、血液サラサラ成分もあり健康に役立つ作りやすい作物ですので今回は家庭菜園での栽培方法第2弾として私の栽培方法を紹介します。 

                   

 

 ラッキョウは今が収穫の旬ですが、収穫した球根を9月頃に15cm間隔程度で畝に植え付けます。 球根ですから殆ど芽を出します。 あまり多くの肥料を必要としない作物ですが私は鶏糞、油粕、苦土石灰を散布してから耕起し、を作っています。 追肥はほとんどしません。 肥大してくると球根が顔を出すことが有るので、その時は土寄せをしていますが、顔を出さなければ土寄せもしていません。 1つの球根から1年で10球くらいに増えます。 1年目で収穫する人もいますが、私は2年育成しています。 1年目は粒が大きくて収量が少ないのですが、2年すると粒が小さくなり球根数は圧倒的に多くなるので収量は多くなります。 1年育成する人は植え付けに3~4球植え付ければ収量は多くなり、球根も2年物より大きくなります。 私は小粒が好きなので2年育成しているのです。

                                         

                                                    1年目のラッキョウ                

 

 1年目は雑草対策マルチをしたまま育てていますが、2年目になると株が大きくなるのでマルチを切断・撤去します。

                                       

                2年目のラッキョウ             

 

 因みに1粒のラッキョウがどのくらい増えるのか数えてみました。 1年目には8~10粒のものが多く2年目は70~90粒のものが多いことが分かりました。 けっこう繁殖力は強いのですね。 二人の家庭なら畳1枚ほどの土地があれば1年分の甘酢漬けが出来るほどですから、庭の隅に空きがある人にはお勧めします。

 食べるのは殆ど甘酢漬けです。 あまり食べ方のメニューは多くない食材ですがてんぷら焼きラッキョウもおいしいと書いてありました。 今度試してみようと思っています。