2021-01-01から1年間の記事一覧

開発人生記 その11

―――― スクリュー・プレス工法の発展利用 ――――― 低炭素・低コストを目指した「液状化対策工法」の開発 「開発人生記 その10」で紹介したように、自社開発した「スクリュー・プレス工法」により住宅の地盤改良を施工していた際、下部砂層まで孔をあけると当…

家庭菜園奮闘記 その43

長芋がとれました 自宅の庭で長芋を掘りました。 畑で栽培している訳ではないのですが、いつしか生えだしてむかごを落としてどんどん増えています。 邪魔にならず掘り易そうなところに出てきたものは残して鉄筋支柱で夏みかんの単管囲いに誘導して絡ませてい…

からだの体験記

男性諸君! 先日、前立腺の摘出手術を行いました。 男性にしかないこの器官の肥大によるトラブルには大半の人が悩まされているようですが、私も50歳台から頻尿や排尿不調に悩まされておりました。 多くの悩める男性に向けて、前立腺肥大対策の切り札「摘出…

家庭菜園奮闘記 その42

秋も深まりましたね 夏野菜が終わって、秋・冬野菜の季節になりました。 また、来年春以降に収穫する冬越し野菜も植え付け適期です。 冬野菜の定番、はくさいとだいこんが大きくなってきました。 鍋に煮物とこれから沢山使います。 冬用のホウレンソウと春菊…

開発人生記 その10

スクリュープレス工法の開発 今回は、日本の下水道整備拡大の波に乗って成長してきた会社が、下水道工事の減少に伴う事業構造の転換を10年がかりで悪戦苦闘しながら行ったお話です。 この工法の開発によって会社は「地下土木」という得意分野は守りながら…

家庭菜園奮闘記 その41

秋が始まりました 今年の夏は暑い期間が短く、梅雨に戻ったり秋雨前線が早くから現れたりと、猛暑に苦しまなくてすみましたね。 菜園もだんだん秋模様になってきました。 初物をカラスに食べられてショックだった秋きゅうりはどんどん成長して、食べきれない…

家庭菜園奮闘記 その40

大ショック! 前回の「家庭菜園奮闘記 その39」で秋きゅうりが大きくなってきて「もう10日もすれば収穫期に入ります」と書きました。 3日ほど雨で畑へ行けなかったので晴れ間が出たら早速出かけました。 もう初物の秋きゅうりを収穫できると楽しみにし…

家庭菜園奮闘記 その39

夏野菜はどうですか 夏野菜は真っ盛りのものと、やや盛りが過ぎたものが出てまいりました。 きゅうりは4月に買ってきた苗を植えたものが寿命を迎え、枯れてきました。 その代わり、種を蒔いて育てた秋きゅうりがだいぶ大きくなってきました。 右の方はもう花…

アパート経営指南 その1

アパート経営を始める 「企業経営のお話 その4」で不況対策としてアパート経営に乗り出したお話を書きましたが、それから10年以上アパート経営をしてきました。 私のアパート経営は、中古アパートを購入しリノベーションを行って入居者を募るのが標準的な…

動物物語 その1

うちの猫 うちには22歳を超えた猫がいます。 人間でいうと100歳をとうに超えているそうで、超高齢ですがまだ元気で暮らしています。 しかし、若いうちは木に登ったり近所を一緒に散歩したりして結構遠出もしていましたが、今では家の中が殆どで、外へ出ても…

開発人生記 その9

特許を取得できました!! この度、以前出願していた特許が2件、相次いで特許査定となりましたのでご報告させて頂きます。。 1件目は地盤改良用の細径杭を打つ装置で、今まで不可能であった狭い場所で地盤改良を可能としたもので、3トンのクレーン付きトラ…

家庭菜園奮闘記 その38

菜園盛りです! 梅雨空のこの時期は菜園の野菜がどんどん成長する時期でもあります。 収穫や施肥、作物の更新で大忙しです。 先日、コロナワクチンの1回目接種が終わりましたが、野菜パワーで副反応撃退です。 早生(わせ)のたまねぎは収穫が終わって、中…

企業経営のお話 その4

不況対策 長年会社経営をしていると、好調のときもあれば不調になる時もあります。 私は過去のブログでも書いたように、中小企業の経営をしていましたが、会社の営業形態は建設機械の修理や販売から始めて、次第に建設業が主力になっていきました。 主力が建…

家庭菜園奮闘記 その37  

いちご栽培記(つづき) おいしい、おいしいと何度もお伝えしていたいちごが収穫最盛期を迎えています。 写真でわかるように、左側のいちごは真っ赤ですが、右側はやや白みがかっています。 見た目には真っ赤な方が甘そうなのですが、食べてみると右側の方が…

開発人生記 その8

浅井戸工法の開発 今回は、私が50歳位の時に開発したお話ですから、20年以上前の話になります。 「開発人生記 その2」で書いたように、当時経営していた会社は「ウエルポイント工法」を主力事業としていました。 「ウエルポイント工法」というのは、地下水…

家庭菜園奮闘記 その36  

いちご栽培記 もうすぐおいしいいちごが収穫出来る時期になりました。 過去のブログ「家庭菜園奮闘記」でも何回か紹介したように、私は2種類のいちごを栽培しています。 栽培していると言っても家庭菜園ですから、各々20株程度なのですが、いずれも友人か…

家庭菜園奮闘記 その35

大きくなりました 今年からの収穫を期待していて、何回かブログにも登場したアスパラの収穫がいよいよ始まりました。 昨年は殆ど収穫しませんでしたが、1年で株がずいぶん大きくなったので期待していましたが、期待に応えて太い芽が沢山出てきました。 3日…

令和の日本列島改造論 その10

森林利用計画を国家として取り組め! 「開発人生記 その7」で日本の林業の大幅なコストダウンと広範な日本国土の有効利用を目指して「六脚走行機械」を開発していると記載しましたが、この機械が完成すれば今は搬出コストが高価すぎて利用できない山奥の木々…

開発人生記  その7

六脚走行機械にかける夢 以前公開したブログ「企業経営のお話 その2 創業のすすめ」の中で、私は「幸せな「開発人生」を満喫できました」と過去形で記述しましたが、実は現在進行形で「新しい機械の開発」も手掛けています。 現在進行中の開発は「六脚走行機…

家庭菜園奮闘記 その34

芽を出してきました 今年から沢山収穫出来そうだと、昨年から期待していたアスパラがいよいよ芽を出してきました。 これからどんどん芽を出してくるはずですが、アスパラは4月いっぱいまで芽を出したものは全部収穫します。 5月に入ると株の維持のため収穫…

家庭菜園奮闘記 その33

芽を出してきました 分葱(わけぎ)が芽を出してきました。 いつもはもう少し大きくなってから採っていたのですが、少し硬くなって筋がのこり、食感が悪かったので今年は早めに収穫してみました。 早めに収穫したら、大変柔らかく美味しくいただけました。 …

家庭菜園奮闘記 その32

春作業が始まりました! いよいよ畑の雪も完全になくなりました。 そして、春の作業が始まりました。 まずは、猪が来る前に、電気柵の修理です。 電気柵は雪が有る間、通電も止めていました。 雪で漏電し、全く効果がないし、雪が有る間は猪も来ないだろうと…

家庭菜園奮闘記 その31

大雪後の菜園 大雪でしばらくは菜園に近づけない日々が続いていましたが、ようやく見に行けるほどになりました。 おそるおそる見にいったら、こんなことになっていました。 電気柵は柵線が切れたり泥に埋まったり、支柱が倒れたり、かなりめちゃめちゃです。…

開発人生記 その6

開発失敗例 成功した開発例をいくつか紹介いたしましたが、もちろん資金を投じて開発したが全く稼げなかった失敗例もいくつもあります。 今回はその中の2例を紹介したいと思います。 失敗例-1 クレーンチェンジショベル この開発は、クローラークレーンでも…

開発人生記 その5

無散水融雪コストダウンを目指した開発 北陸は35年ぶりの大雪で、大変でしたね。 私はほぼ家にこもっていたので、大きな苦労は無かったのですが、車で立往生に巻き込まれた人は、大変お疲れ様でした。 今回は時期に合わせて、融雪技術開発のお話を書きたいと…

開発人生記 その4

前回はドイツ・ミュンヘンのバウマ展見学までを記載しましたが、今回は国内で機械を導入し、営業活動を行ったお話です。 利益率の高い新しい仕事を創り出しても、時代が変わると消滅していく典型的な工法となりました。 グルンドドリル工法の導入~プッシュ…

開発人生記 その3

今回紹介する開発にはかなり大きな時間的・資金的・精神的エネルギーを注ぎました。 国外の技術を導入し、それを地元で受け入れてもらえる形に開発しなおし、全く新しい顧客を開拓して事業化しました。 最終的にはこの事業での投下資金に対するリターンはわ…