家庭菜園奮闘記 その7

                                              家庭菜園奮闘記 その7

 

 菜園での私の工夫を「その6」に続けて書きたいと思います。

 秋の収穫が終わった畑の来春の準備を今年にしておくと、来春にいいスタートができます。 古いマルチシートを撤去し、施肥、耕起、畝つくり、マルチシート掛けを行いますが、菜園仕事でこれが一番大変です。 

工夫-7 マルチシートのかけ方
 マルチシートをかける場合は、ふつう下記写真①~④のようにして、風雨でシートが剥がれないように、裾を土で固定します。 専用ピンで固定する人もいますが、畝間シートをしない場合は土のほうがしっかり固定できます。

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 私は、畝間を防草シートで覆いますので、マルチシートは土で固定せず、下記写真のように防草シート固定用ピンで固定しています。 この方が撤去の時、楽にはがせます。 

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 シートを押さえるピンは、写真のようなものを私は使っています。 このピンで2枚のシートを同時に固定していきます。 押さえるピッチは1m~1.5m程度です。

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                押さえピン

工夫-8 堆肥のコストダウン

 堆肥を沢山施すと、土が柔らかく軽くなってきます。 ミミズも多くなり、肥持ちもよくなります。 しかし、ホームセンターの牛糞や鶏糞は結構な価格で販売しています。 私は、2年に1回程度、養鶏業者から2トントラック1台分の発酵鶏糞を畑まで配達してもらっています。 2トントラック1台配達込みで、なんと1500円です。 
 畜産業者は、糞尿を産業廃棄物として処分すると大変な費用が掛かるので、手間をかけて保管場で空気と混合することを繰り返し、腐敗臭がしない発酵状態にして農家などに販売しています。 1年分は1年で売り切る必要があるので、安いのです。
 ただし、1台分の量はかなりあるので、最低4坪ほどの空き地がないと受け入れできないと思います。 畑の隅に空き地のある方は、近くの畜産農家に相談してみては如何でしょうか。

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