家庭菜園奮闘記 その15

 

 前回、「頚椎症の手術をしました」と書きましたが、まだ術後1か月ほどなのであまり無理はできませんが、ぼちぼちと菜園の管理も始めました。

 手術をしたら力の要る仕事は無理だと思い、畑は入院前にかなり準備を進めておきました。 秋・冬野菜の終わった畝は残物をすべて撤去し、油粕・発酵鶏糞・苦土石灰を施して耕し、畝を作ってマルチシートをかけ、畝間は防草シートを敷設しました。 4月中旬でしたのでまだ夏野菜苗の植え付けは若干速かったのですが、ホームセンターで売っているものは植え付けてしまいました。  

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 写真のように、ピーマン・ししとう・トマト・なす・きゅうりは入院前に植え付けを済ませました。 

 富山では、4月中旬にはこれらの苗が売り出されていますが、4月中はまだ寒い日があることが多く、苗も小さいので5月に入ってからの苗購入・定植がお勧めですが今年はそうも言っておれない事情があったので、早めに植え付けてから入院したわけです。 

 写真は退院直後に撮った写真ですが、やはり寒い日が多かったので20日ほど入院していた間には、ほとんど大きくなっていませんでした。 これからの成長を期待中です。

 昨年植え付けて冬越しした野菜は、成長してきています。 いちごは赤く実ったものが少し出てきたとたん鳥についばまれていました。 慌てて網掛けを行いました。  

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 いちごは、完熟したものを毎日収穫しています。 2種類のいちごを栽培していますが、一つは育てやすいタイプで、これは熟すと真っ赤になります。 もう一つは育てにくいが香りも甘みもとても強いタイプで、これは熟してもやや白みを帯びています。 

 昨年は、育てにくいタイプは殆ど実を付けませんでしたが、今年は両方共それなりにうまく育ちました。 いちごの甘みを増すには魚粉を肥料に混ぜるといいと聞きましたので、昨年の畝づくりの時に実行したので、昨年より格段に甘く感じます

エンドウ豆も大きくなって、毎日実るのでやや食傷気味です。  

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 玉葱も大きくなってきて、早生(わせ)はもう収穫できます。 今年の早生は、小ぶりでした。 来年はもう少し苗づくりを工夫して、大きくするのに挑戦です。 晩生(おくて)はまだまだこれから大きくなりそうです。

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 無臭ニンニクも大きくなってきて、とう立ちしてきました。 この先につく蕾は全部摘み取ります。 こうすることにより花に養分をとられず、球根部が大きく育ちます。 ちなみにこのとう立ちした茎にんにくの芽と称し、炒め物などにおいしくいただけるそうです。    

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 まだ手術跡が痛いのでフル稼働は出来ませんが、夏野菜や葉物野菜の植え付け・管理に忙しくなるので、痛い痛いといいながら出来ることを進めていこうと思っています。