家庭菜園奮闘記 その14

                                                  植物も言葉がわかる?

 前回は園芸のお話でしたが、今回はその続きです。 園芸で鉢植えも沢山ありますが、蘭の鉢も少々持っています。 昨年、個人事務所開設したことは「ブログ初挑戦」の項で書きましたが、その時いろんな方から胡蝶蘭をはじめとした観葉植物を頂きました。 胡蝶蘭は蘭の中でもひと際華やかで見栄えがするのですが、多くの人は花が終わると枯らしてしまうと思います。 以前、私は胡蝶蘭を自宅窓際においたところ5~6年毎年花を咲かせました。 ところが、冬季に窓辺が結露でいつも濡れている状況が嫌だったので、リフォームを行い二重窓にしたところ、結露はぴたりとなくなりましたが、胡蝶蘭もその年限りで枯れてしまいました。 胡蝶蘭は湿気が大好きだったことがよくわかりました。
 そこで、昨年頂いた胡蝶蘭周囲に湿気があるように、下の写真のようにしました。 

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  写真でわかる通り、大きな受け皿に水を入れ、その中に小さな受け皿付きの鉢を入れてあります。 この時、内側の小さな受け皿は大きな方の受け皿と同程度の深いものを使います。 

 こうすると根に直接水は入りませんが、周囲は蒸発した湿気でいつも満たされています。 

 これを今、事務所カウンターに置いてありますが、写真のように元気で、よく見たらわかる通り花芽が出てきました。 胡蝶蘭をもらった方は、梅雨から夏場にかけての暑い時期に1本ごと鉢に植え替えし、写真のように配置すれば枯らさずに毎年花を見ることが出来ると思います。

 胡蝶蘭以外にもいくつか蘭はありますが、デンドロビューム系の蘭を空中栽培しています。 冬はサンルームの温室に取り込み、夏場は庭の木の枝に吊るしていますが、毎年5~6月頃に花を咲かせていました。
 これを今年1月中旬、事務所のカウンター上にインテリアとして配置してみました。

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 蘭は根元をミズゴケを球にして包みこんであります。 これを吊るし飾りスタンドに吊るし、写真のように左右2個配置しました。 蘭は冬場には殆ど水をやらないのですが、事務所は暖かいので、週1回くらい霧吹きで水を吹きかけました。 すると、2月には花芽が出て、3月にはもう花が咲き始めました。   

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 写真は左側の蘭です。 沢山花が咲いています。 ところが咲いたのは左側だけで、右側が全く咲かないのです。 植物も人間の言葉がわかるという話を聞いたことが有るので試しに「こら、花を咲かせないと捨ててしまうぞ!」と声をかけてみました。 
すると、なんということでしょうか、4~5日後に1輪だけですが花を咲かせたのです。

     

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 声をかける前は、花もつぼみも無いことは、事務員と二人でよく確認したのですが・・・・。

 動物では、クラッシック音楽を聞かせると乳牛の乳がよく出るようになるとか、鶏の産卵が多くなるとかは聞いたことがありますし、なかなか花を咲かせない木に「咲かないなら切っちゃうぞ」と言ったらその年から驚くように咲きだした、という話も聞いたことが有ります。 動物も植物も音から得られる快適さや感情を受け取ることができるようになっているのかも知れません。 ちなみに世の中にはいろいろなことを試している人がいるものでこんなサイトも探したらありました。  https://nazology.net/archives/9534    

 

 菜園や園芸をするとき、栽培する植物にも愛情を注いで元気で育てよ」「美味しい肥料をあげるよ」「わー きれいな実をつけたね ありがとう」などと声をかけてあげれば、期待に応えて一層美味しくなってくれるかもしれません。

 

 個人的事情で、当ブログの追加公開はゴールデンウイーク明けまでお休みいたします。 5月中旬頃に再開予定です。 よろしくお願い致します。